P-hour 06 at 京都大学西部講堂 (Kyoto)

今日は、京都大学西部講堂でのライブ・イベント「P-hour 06」に行ってきました(曲名等、後日補完)。

トップバッターのSOFT「02」以来でしたが、今回は随分と印象が違いました(バンドが成長したのかこちらが成長したのか……)。1時間のセットを切れ目無く最後まで使い切り、緊張感も一度も途切れることなく最後までばっちり盛り上がりました。

続いてのMETALCHICKSは、これまで見た中で最高のパフォーマンスでした。お客さんの活性も高く、特に前半はギターもドラムスもハードコアな音でガシガシと鳴りまくっていて、かなり良い感じでした。

そしてこの日注目のアクト・ Love Shop Losalios。Losalios自体を観るのも久しぶりでしたが、「Losaliosって……こんな凄かったっけ」という感じ。元々、トキエのベースがベスト・パートナーではないような印象があったんですが、現ベーシストのTATSUは、かなりベスト・マッチな感じ。これまでの垂直にゴツゴツ鳴るような感じが、縦横無尽にバリバリと跳ね回るような強力なバネが付いた感じで、全身を電気が走るような鬼気迫るビートに、何度も戦慄にも似た興奮を憶えました。まぎれも無くこの日のベスト・アクト。

最後はDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENBIGCAT公演と比べると、まず一曲目(BIGCATで聴いたヘヴィなリフが印象的な曲が「PERFECT DAYS FOR JUNGLE CRUISE(ジャングル・クルーズにうってつけの日)」だったようです。途中、菊地成孔がブラスセクションに向かって大振りのタクトをしていたのが本人言うところの「ワタシが作曲したアメリカ合衆国国家」でしょうか)〜「Catch22」の間にあったパートが省略、「PLAYMATE AT HANOI」(曲が始まり、あのわくわくするイントロダクションから、坪口昌恭のキーボードがあのクールなリフを弾き始めた瞬間、電源が落ちて一旦演奏は中断。当然、フロアは大盛り上がり。再開した時にはテンションが高くなっているという、ダビーな展開でした。電源が落ちたのは発電機に雨水が入ったせいだったようです)への流れはそのままに、新曲(「STAIN ALIVE」的チークタイム・ナンバー「HOWLING」。ちゃっかり彼女と踊っちゃいました)へ。「CIRCLE/LINE〜HARDCORE PEACE」へ繋げたあと、BIGCATの時は演奏されなかったセロニアス・モンクっぽいミステリアスなムードの「HOA-KY(花旗)」(こちらも、大振りのタクトをしていたのが本人言うところの「ワタシが作曲したアメリカ合衆国国家」と思われます)で本編終了。予定時間を完全に過ぎていましたが、アンコールで登場し、70年代マイルスの大傑作「Get Up With It」より、「Honky Tonk」をプレイ。思わぬサプライズに無心に踊り狂いました。

新曲はどれも過去2作と比べても踊りやすさからはほど遠く、一筋縄ではいかないものばかり。新作は3枚組だとか4枚組だとか眉唾なことをMCで言ってましたが、いずれにしても、今からとても楽しみです。

そしてP-hourの方は、次回「07」で一旦幕引きとなる模様。むう……残念。

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