9.11前夜 なにわLIVE at CLUB QUATTRO (Osaka)

今日は、心斎橋クラブ・クアトロ9.11なにわLIVEのプレイベントを観に行きました。

オープニングには、nager la brasseという、打楽器・ボーカル・ダンスで構成されたアフリカン・ビート・バンドが、圧倒的な音の迫力と問答無用のダンス・ビートで盛り上げてくれました。初見でしたが、素晴らしいグループです。「西アフリカの音楽」ということでしたが、不勉強なので、どの辺りが「西アフリカ」なのかがあまり分からなかったんですが、かなり緻密なアンサンブルと一気呵成に盛り上げる構成は、和太鼓を連想してしまいましたが……合ってんだか間違ってんだか。

続いて高遠菜穂子さんによる、イラクでの活動のリポート。現地の映像を見ながら高遠さんが解説するという構成でしたが、既に知っていた事件でも、現地に頻繁に足を運んでいる人の生の声(時折、怒りと悲しみに声を詰まらせながら)に合わせて凄惨な映像を見るというのは、全く説得力が違います。普段テレビのニュースなどで、中継先→スタジオ→テレビのモニタ、と、フィルタを通して観ているものが、どれだけ薄められているのか。
高遠さんの話に怒り震えながら、やはり今回の選挙、自民党に加担するようなことだけは絶対に出来ない、と、改めて決意しました。自民党に投票することは、それだけで有名無実の自衛隊派遣を肯定することになり、ひいてはそれが米軍の残虐非道のイラク大量殺戮をも肯定することになる。自民党に投票する人は、もう一度、考え直せ。

少し間を空けて、KODAMA AND THE DUB STATION BAND。FESTA de RAMAでの野外パフォーマンスと比べると、やはり小さなハコの方が、音とダイレクトに対峙している感じがあって、特にダブ処理は、この日の方がガツンときました。結構ミスも多かった(こだまさんもMCで「今日の演奏は、ほんとひどいんだよ」なんて言ってました)んですが、ダブってのは元々ブッ飛んでてブッ壊れてる音楽なので、ハプニングがあるくらいの方が、そつなく演奏されるより、はるかにエキサイティング。(マッド・プロフェッサーも完成する音を想定してしまうとフレーバーは消えてしまうって言ってるしね)

この後もイベントは続いていましたが、この日はお客さんが少なめなわりに喫煙率が異常に高く、煙草で喘息を発症するほどの嫌煙家の僕はこの時点で頭・肺・目の痛みが始まってきたので、逃げるように帰宅(もう、クラブとか行けないカラダになっちゃったなぁ……)。

明日のフリーライヴも行きたいんですが、時間が取れなさそうなので、家で観ます

IN THE STUDIO
IN THE STUDIO KODAMA AND THE DUB STATION BAND Paul Desmond Rauno Vaeinaemo Lehtinen

ジェネオン エンタテインメント 2005-07-06
売り上げランキング : 29,457

おすすめ平均 star
starすげーのでちゃいました

Amazonで詳しく見る by G-Tools

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください