Judas Priest at パシフィコ横浜 (Kanagawa)

今日は、パシフィコ横浜Judas Priestを観に行きました。ロブ・ハルフォードはHALFORDで来日したときに観ました(Priest時代の曲満載で感動しました)が、今回は正真正銘の本家Priest。

開演前から会場を包む異様な熱気は、いかにもメタルファンらしく、こちらもそれだけで気持ちが盛り上がりましたが、1曲目、「The Hellion」〜「Electric Eye」が始まった瞬間、えらくテンポが遅くてちょっと萎えました。特にスコット・トラヴィスのドラムがモタってるのかスカスカなのか、とにかく迫力が無い。

ところが続く「Metal Gods」ではあまり違和感は無く、ステージ上を重々しく歩くロブの姿に興奮していました。

その後の展開で分かったんですが、「Screaming for Vengeance」以降の、完成度の高い難曲では粗が目立ち、初期のシンプルな曲は締まって聴こえる、という法則です。「それじゃアマチュアのカバーバンドじゃないか」と、一瞬思ったんですが、要するに、楽曲として完成され過ぎてて「ライヴ映え」しないんですね。スタジオ盤を越えない。でも、「Hot Rockin’」や「Breaking the Law」は、鳥肌が立つほど格好良い。だから、意外だったのは、すんごいつまらない新作からの曲が、現メンバーの力量を前提に書いているから、ライヴではそれなりに聴けたという点ですね。悪くなかったです。

セットリストは、各地で披露しているものと全く同じ、「ベスト・オブ・Judas Priest」(しかも何となく非公式でリリースされたヤツっぽい)といった感じで、昔良く聴いていた大好きな曲が沢山合掌できて、結構新鮮に楽しめました。
アンコールでロブがハーレーに乗って出てきたときにはさすがに絶叫。「へるべんっ、へるべんっ、ふぉれだっ」……やっぱかっこええっ。

Metalogy
Metalogy Judas Priest

Columbia/Legacy 2004-05-11
売り上げランキング : 20,758

おすすめ平均 star
starボーナスDVDだけでも「買い」!
star強力に推薦します!
starMetal聖書(バイブル)

Amazonで詳しく見る by G-Tools

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください