Asian Dub Foundation at Mother Hall (Osaka)

今日は、難波マザーホールAsian Dub Foundationを観に行きました。前回の来日が初見だったんですが、その時はフジロックだったので、ある意味これが初見。

オープニングアクトとして登場したAfrican Head Chargeは、CDで聴いた時のようなミステリアスな雰囲気より、随分アクティブな印象でした(多分、陽気に踊りまくるボンジョ・アイの印象によるものなんだろうけど)。それより何より、とにかくベースの音がとてつもなくデカく、ぶっとい。小さな虫なら殺せるんじゃないかというくらいの轟音でグォングォンうねってました。

African Head Chargeの超ヘヴィなダブ・サウンドに続いて、Asian Dub Foundationの登場。一曲目「Blowback」から、フロアのテンションはトップギア状態で大暴れ。でも……音が悪い。ブレイクビーツが引っ込んじゃってて、ボーカルも(折角3人になったのに)ベースの音に埋もれがち。

ちょっとこの音はなぁ……と、思っていたのも最初だけでした。ADFのライヴは、楽しんだもん勝ち。音とか新作の出来とか歌詞の意味とかどうでもええんじゃぁ、とばかりに、みんなでひたすら踊って暴れて楽しむ。新作「TANK」からの曲中心のセットリストは、ハードな曲とスローな曲を交互に組み合わせた感じで、体力の無い僕には結構助かりました(あまりの運動不足と病み上がりのせいか、1曲目から息が上がった時はさすがにうろたえましたよ)。

勿論昔の曲も結構演っていて、やっぱりガンガン盛り上がる。というか、古いも新しいも、あんまり関係なく、終始盛り上がってました。僕も後半は、ちょっと壊れてました。記憶が曖昧です。

PAの問題もあってか、この日のライヴは、ステージ場よりもフロアの印象の方が強く残りました。すごいナイス・ピープルの集まりで、みんな心底楽しんでる感じが、最高に楽しい一夜にしていたように思います(「Enemy Of The Enemy」演奏中、外国人の二人連れにデジカメを渡されて、写真を撮ってあげたんですが、液晶に映っていた二人の最高の笑顔が、そのことを物語っているように思います。……って、カメラ持ち込み禁止だったっけ)。
やっぱり、コンサートってのは、お客さんと一緒に作るものなんだと改めて感じました。

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