フランク・ザッパをヒップホップだと思って聴いてみる

フランク・ザッパの音楽、もっと正確に言うと、フランク・ザッパの歌を聴くと、まるでヒップホップを聴いているような錯覚が起こります。語りとメロディを行き来するスタイル、うねるような低音、そして、印象的な韻の踏み方。つまり、フランク・ザッパの歌にはラップの要素が濃厚にある、ということですが。

ヒップホップの歴史はザッパのデビューよりも後で、実際、彼が自覚的にラップを取り入れた様子はなく、非常に高い可能性で「他人の空似」であるわけですが、それにしても彼のライムが持つドープさは、ザッパを聞いたことがないヒップホップファンにも届けたくなるほどのものだと思っています。

というわけで、ザッパのヒップホップ性を、ザッパのボーカリストとしての変遷や具体例から軽く探って行こうと思います。

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行きたくなった書店と行きたくなくなったレコード店。レコード店を行きたくするには

以前、「最近、本屋が混んでる気がします」という記事を書いたんですが、Tumblrで少し気になる投稿があったので、「本屋とレコード店の違い」などについて考えてみます。
(本記事で“レコード店”は主に新品のCDを取り扱う店舗のことを指します)

“「誰にもコピーされなければ、作品は広がらない」”

大元のリンクは2008年の記事ですが(しかし今読むと改めて考えさせられるとても含蓄に富んだ記事でもあります)、今回気になったのは、その引用についたコメント。

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「ピュアオーディオで聴こう! アナログレコード試聴会」を終えての雑感

「ピュアオーディオで聴こう! アナログレコード試聴会」、無事、終了いたしました。

来場者は過去最大の90名。0歳から80歳まで、ほぼ10年刻みで各世代が来て下さいましたが、10代がいらっしゃらなかったかな。そこは残念なところではありましたが、概ね楽しんでいただけたようで、本当に良かったです。

動員数も過去最大でしたが、アンケートの回答率も大変高く、半分以上の方が回答してくださいました。そちらに書いていただいた感想やご要望などを辿りながら、当日のことを振り返ってみたいと思います。

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